近隣の被災
道路の一部は隆起、そして波たち、ひび割れが発生し、未だ通行不能な部分もあります。
家のまわりの塀も倒壊している状況で、すでに自力で復元している家も少々みられますが、
多くの家庭はそのままの状況です。
家の中は個々、さまざまですが、テレビやタンス棚などぐらぐらと大きく揺れ動いたか、倒れたときいております。
外側から見てはっきりとわかるのは、屋根の一番上のグシ(棟)の瓦の損壊が非常に多くの家庭でみられます。
さらに問題なのは修復したくても製造元、販売元に瓦の資材がないという状況です。
雨対策として、ブルーシートが張られていますが、このブルーシートを見るにつけ、被害の大きさに胸が痛みます。

本宗道の道路の様子。
液状化によりしないの主要国道125号線も一部、現在でも車線規制が続いています。

向拝の撤去。木材は償却し、土と瓦は行政へ。

本堂内天井にて、傾いた天蓋を調整
復興に向けて
被害は下妻市だけでなく、広く各地に広がっております。
日常生活の中、さまざまな不便や不満も出て気やすいでしょうが、団結し乗り越えていきたいものです。
皆様のご先祖様をお守りしている法光寺も、住職をはじめ寺員一丸となって日々復興努力を続けております。
檀信徒の皆様におかれましても、各ご家庭の修復等で大変な時期ではございましょうが、
法光寺へもあたたかい慈悲の眼差しで見守り下さるようお願いいたします。

曹洞宗茨城県青年部として、副住職がボランティア活動に参加。
福島県南相馬市内にて撮影。
戻る