五輪の塔とは上から空輪、風輪、火輪、水輪、地輪の五つの部分から構成され、密教的世界観にもとずいてつくり出された中世の代表的な石造り様式のひとつです。法光寺の五輪の塔は戦国時代の「常楽寺氏」の供養塔とも伝承されていますが、形状からそれよりも古い南北朝時代の頃のものと考えられています。

下栗の歴史を示す貴重なものです。

高さ約120cm  花崗岩製。