旅の終わり

 長いようで短かったオーストラリアのペアレンツ訪問の旅も終わり、今日は午前中の飛行機で一路成田へ向けて出発…。L嬢の御両親とはアパートメントホテルでさよならし、L嬢と長男がシドニー空港までおくってくれた。くる時とはうってかわって手続きのスムーズなこと…やはり言葉が通じるということはなんとも有り難いことと痛感した。「これからはやはり英語くらいはなせないと海外旅行は楽しくないかも知れない」と心密かに日本での英会話勉強を誓ってみた一瞬であったが…。

 シドニー空港を離陸してからオーストラリア大陸上空を離れるまで3時間もかかった。窓際の席だったのでときどき下を覗いて改めてこの大陸の大きさを実感していた。今の飛行機(JAL)にはナビが付いているので現在の飛行速度や高度、場所などが克明に分かる。出発地と到着地の時刻や天候、気温までも表示されていたのにはびっくりだった。(海外旅行経験の乏しいさざえです。)パプアニューギニアの上空を通過し、グァム島、小笠原諸島と下に島を見ながら日本に向かっていた。非常事態が発生した時にどこかにすぐ降りることができるように島の上を飛んでいるのかな?

 成田から夫と私は別々の所にかえることになった。(喧嘩したわけではないが…) リムジンバスという便利な乗り物が家近くまで運行されているので大変便利である。大きな荷物はおっとの車に積み込んだし、手荷物一つでまるでちょっとそこまでお買い物って感じで帰ってきた。

ひさしぶりに畳の上で寝ることができる。この旅でいちばん窮屈だったこと…それはダブルベッドでおっとと寝たことだった。今夜はだれにもじゃまされず大の字になって寝よう!