3月13日(木曜日)

昨日の朝、うぐいすの『ホーホケキョ』で目が覚めた。ああ春なんだなーと感じた一瞬だった。

おもえばここ2週間ばかり目まぐるしく色々な事がありすぎて、季節を感じる余裕すらなかった。再引っ越しの準備もはじまり、段ボールの中に埋もれている毎日だ。今朝は早起きしてウグイスの鳴き声を待った。まだおぼつかない初々しい鳴き声だが、心和ませてくれる春の訪れを告げるさえずり…。カメラも用意して一瞬を待った。

望遠で撮ったのでちょっとピントが甘いが、寝室の南側の窓から撮ることに成功した。鳴くときに咽喉が震えるのが、愛らしくてとてもかわいかった。自然の中にいるうぐいすを見ることができるような環境にいられたこの6ヶ月…感謝している。

午後、植木屋との打ち合わせに新居の方へいった。内装も90%はおわり、玄関先の階段にタイルを張っていた。庭の方はまだまだ先になりそうだ。ますおさんが熱心に、地下のドライエリアの要望を植木屋に伝えていたが、私としては、地下にはあまりこだわっていない。何と言っても地上の花壇が私の最高の楽しみになるはず…

3月7日〈木曜日)

昨年末から肺の病気で入院していらした書学舘の理事長先生が昨夜亡くなったとのこと…

今日教室に行きはじめて知ったときには何か信じられなくて皆の嘆きが芝居の一場面のように感じられボーとした虚脱感を感じました。新宿の教室には6年間通い、初山祥雲先生には書の心とでもいうべきことをたくさん教わりました。仮名の高野裂第1種もやる気がやっとでて始めたばかり…千字文も途中までしかご教授してもらっていなかったのに…あの素晴らしい文字を…筆さばきをもう見られないと思うと心がしぼみます。

3月2日〈土曜日)月2

アコルデホームから建築進行状態の連絡が入り、3月20日にかぎの引き渡しができるということになった。大安の23日に引っ越しをすることに家族一同で決めた。

仮の家に引っ越してきたときには何も整理せずにともかく何でも持っていき後で整理しようということだったので家族総出で整理をはじめたが、これまた大変な作業である。

皆が作業中に、ひんしゅくを買いながらバレーボールの練習に出かけた。本日も参加人数が少なかったのでハードでへろへろになってしまった。いつもは2~3日してから筋肉痛になるのに本日はもう帰りのお茶を飲んでいるときにはもう痛かった。〈まだまだ私って若いんだわ…)

「お母さん皆で美眉を医者に連れていったよ」と報告アリ。甲状線機能低下症も高いくすりでだいぶ回復してきている。この分だと6月ごろまでには前のようにふさふさになると獣医のうれしい言葉だったらしい。